三木町議会 場外舟券売り場設置強行採決!!

(1998年9月22日)台風,大雨の中

1998年9月22日の三木町町議会で推進派佐藤議員他10名の議員の連盟で丸亀競艇の場外船券売場の設置を推進する決議案が追加提案されました。採決は9議員が採決に抗議して退場の後、残り12名の議員が全員賛成(古市議長は採決に加わらず)。よって決議案は可決されました。

強行採決に抗議して退場議員は次のとおり:

 粂井・谷端・原田・谷本・山西・西丸・宮武・香西・木村。 

これに関連する答弁は以下の通り。注)以下(推進)は議決に賛成した議員、(退場)は採決に加わらず議場を退場した議員を示す

佐藤(推進);町財政を鑑み、また雇用や地元活性化をが期待できるため、場外船券売場を受け入れたい。地元同意は既にとれている。

山西(退場);町長が提案するのが本当ではないか・・。

石井(推進);(西丸議員の発言を遮るように)町長が提案できないから無理を言うな(と,議席から大声でやじる)

粂井(退場);地元同意の取り方はおかしいので、説明すべき。

佐藤(推進);現在、数を把握していない。後日お知らせする。

粂井(退場);決議してからでは遅い。十分審議して欲しい。

西丸(退場);ボートピアにおいて見込める雇用及びボートピア計画に関する具体的な位置や建物などの資料を議会はまだ見ていないし、まだ審議もしていない。

佐藤(推進);雇用については地元として望んではいるが、具体性もなくまた保証はない。この件については丸亀市や村上組とも相談はしていない。ボートピア計画は地元の構想として考えている。実現した場合は予想される交通規制やトラブルについては改善していかなくてはならないと考えている。

西丸(退場);何ら具体性のない提案では審議できないのではないか。

粂井(退場);丸亀市は正式の依頼をしてきてはいないではないか。

※町長は9/18議会で「9/11に丸亀市前田助役より正式な申し入れがあった」と明言。しかしながら9/21丸亀市議会総務委員会において丸亀市前田助役は「式な申し入れはしていない」と回答。両者の見解には隔たりがみられる。

98/9/22の朝日新聞に詳細記事

溝渕(推進);地元集落の同意はとっている。団地に関しては「そっとしておいて欲しい」というので相談していない。反対派が勝手に反対署名をとっているだけである。(株)シーバードのような優秀な企業はない。少子化・高齢化時代に向けて自主財源として是非欲しい。

西丸(退場);充分に審議せず、また情報公開を住民に一切していない。議会制民主主義に反する。

糸目(推進);ボートピア朝倉については自分で調査した。メリットは活性化・売り上げの1.5%の環境整備費・50−80人の雇用。デメリットは交通問題・ゴミ問題で警備員やゴミ清掃員が必要。

谷本(退場);ギャンブルの売り上げで町財政を考えるのはおかしいし、健全ではない。

山地(推進);雇用は増える。ビートピアへは議会は2回も見学にいったではないか。

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西日本放送「RNCワイドニュースプラス1」98/9/22放映分より

推進派住民コメント

 教育問題とか交通問題とかいろいろ把握してからやれというような言い方しますが、なにをやるにしてもですね、やっぱりできてから徐々に解決していくのが、解決策だと思うんですよ。

三木町長石原収コメント

(Q:今後は推進の方で・・の質問に対して)  

 議会の意見は尊重せにゃならんでしょうな。議会のご意見は尊重せにゃ民主主義の時代ですから。満場一致で議会通ったんですから。

(Q:反対討論の中でほとんど議論されてないのに・・)

 それはもう反対の人たちが言う言葉です。それは反対の人たちが言う言葉です。これまで長い間やってきたのに、何しよっと言うんですか・・。

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